新年あけましておめでとうございます
今年も迷走北都鉄道よろしくお願いします

さて新年といえば　初日の出なんてどうでしょう？
今年は特に太平洋側はよく晴れたので　いい初日の出を拝めたのでは？


北の初日の出といえば　日本四島最東端　ノサップ岬が有名
この岬に最も近い根室本線や　最北宗谷本線など
主に北海道の果てを走っているのが　キハ54
国鉄民営化直前に登場

民営化に伴い経営困難が予想された本州以外の三島に
国鉄から贈られた　いわば遺産のひとつ
21ｍ大型一般型気動車で２エンジン
単行で極寒の大地を走り抜けられる構造になっている
四国にも同型が送られたが　こちらは暖地仕様でかなり差異がある
九州にはコレの短いバージョン　キハ31が贈られた

なお、この記事では北海道用の500番台のみでお送りします
500番台はステン地に赤帯（花咲用はピンク）が入ってます

このキハ54　国鉄末期に作られた形式とあって
財政難を反映してあちこちに廃品利用・バス部品転用がなされている
それでも高馬力のおかげで単行でどこにでも入っていけることから
盲腸線の端っこでは現在も重宝されている
挙げれば　稚内・根室・留萌増毛等
キハ40もしくはキハ150と組んで運用されたり
かわったもの（マヤ・ハテ・ナハ）を連結したりしている

そして忘れてはいけないが　500番台には『急行仕様』が存在する
かつて存在した宗谷線の急行運用にあてられたもので
この車両は窓上にもう１本赤帯がある
同線の急行が消滅した後は　一般運用に混じっているが
北唯一の特別快速『きたみ』には優先してまわされている模様（以前は専用）
そもそもこの列車　区間によっては特急より早いため　馬力も速度も必要なので

北の一般気動車としては　ラッピングが多いのもこの形式
形式によって専用運用していた頃は　路線のロゴが入っていたりもあった
上記のように帯が増えてたり　色が違ったりしている　こちらは現在も継続
車体一面花模様になっていた車両もいた　（残念ながら事故廃車になったが）
現在は　花咲線専用でルパン三世ラッピングしている子がいる



迷北本局の在籍車両は　GM製一般仕様２両
導入予定（期間未定）で　急行仕様もしくはルパンラッピング
GM仕様で片方しかライトが付かないので　基本２両運転
もしくはキハ40・キハ150と連結で運用中